住宅建築用語辞典

K値(熱貫流率)とは

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けーち・ねつかんりゅうりつ(K値・熱貫流率)
 

 

K値とは
熱貫流率と言って、熱の伝えやすさを表した値。

K値(熱貫流率)と同じように、熱の伝えやすさを表わす数値として
熱伝導率というのがありますが、
熱伝導率は材料自体を評価する数値であるのに対し、
K値(熱貫流率)はそれに加え、その材料の厚さも評価します。

つまり、熱伝導率は材料の断熱性能を評価した数値、
K値(熱貫流率)は仕様の断熱性能を評価した数値です。

K値(熱貫流率)は熱伝導率を元に算出します。
計算式は次のようになります。

K値(熱貫流率)1

この計算によって
壁や屋根、床などの
室内外の空気温度に1度の差があるとき、
1時間にに壁1㎡を通過する熱量が求められます。

数値が小さいほど性能が良いことになります。

材料が層になっている場合は
「材料の熱抵抗値」を材料の数だけ増やして計算していきます。

◆計算式は次のようになります。

K値(熱貫流率)2

◆次に、K値(熱貫流率)の具体的な計算例を紹介します。

各材料の熱伝導率はこちらからダウンロードできます。
熱伝導率一覧表のダウンロード

K値(熱貫流率)3

 

この中で、「Ri」と「Ro」には次の数値を使います。

室内外の熱抵抗値

住宅の部位
熱伝達抵抗
室内側表面Ri
(㎡・K/W)
外気側表面Ro
(㎡・K/W)
屋根
0.09
0.04
天井
0.09
0.09
外壁
0.11
0.04

0.15
0.15

 

なお、空気層についても、次の数値を使うことになっています。

空気層(中空層)の熱抵抗値

空気の種類
空気層の厚さ
da(cm)
Ra
(㎡・K/W)
(1)工場生産で
   気密なもの
2cm以下
0.09×da
2cm以上
0.18
(2)(1)以外のもの
1cm以下
0.09×da
1cm以上
0.09

壁、床、天井、開口部など各部位のK値(熱貫流率)を求め
各部位の面積を掛け、合算すると
Q値(熱損失係数)を求めることができます。

詳しくは「Q値(熱損失係数)とは」のページをご覧ください。

窓の熱貫流率に関しては、
各サッシメーカーとガラスメーカーにて表示されている数値を参照ください。

 

 


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